特集 : 転勤族の妻とは?

転妻とは?

基本的に「転勤族と結婚したら、転勤族の妻」です。
「転妻(てんつま)」「転勤妻」と略されます。

『転勤族(てんきんぞく)とは、会社や官公庁で労働する上で、いくつかの支社等に勤務先が移動する人の俗語的表現。その家族も含まれて指すことが多い。』(from Wikipedia)


転勤族は、下記の3種類に分けられます。

  • 全国転勤族
  • 圏内転勤族
  • 県内転勤族

一番面白くて大変なのは全国転勤族です。


駐在妻とは?

「転妻」と似たような、「駐在妻」という言葉もあります。

海外に転勤になったサラリーマンが海外駐在員、縮めて駐在員。
その妻が「駐在妻」「駐妻」ということになります。

駐在とは『1.派遣されて滞在すること。2.駐在所(の巡査)。』(from 三省堂ネット辞典)


駐在員は、下記の3種類に分けられます。

  • 海外赴任を繰り返す
  • 日本と特定国のみ
  • 海外赴任は1度のみ

一番大変なのは、海外赴任を繰り返すパターンです。

特に子供がいる場合、日本人学校がある or インターナショナルスクールに入れて国際人に育てるのなら家族赴任、無理な場合は単身赴任と、結構悩むようです。

家族赴任する場合は駐妻自らも英語ぐらいはできないと生活していけないから(タイはそうでもないけれど)、英語圏駐在妻は英語がペラペラです。


余談ですが、駐在妻が帰国すると「帰国妻」と呼んでいる方々もいます。
「帰国子女」のような捉え方なのでしょう。


転妻の統計値

日本の人口は、2010年10月1日時点で、128,057,352人。


このうち、総務省統計局によれば、平成22年(2010年)平均の雇用者(役員を除く)(5111万人)のうち正規の職員・従業員は3355万人。

平成7年(1995年)労働調査によれば、民間企業労働者の1年間の転勤率は2.4%。

片方のデータが古いので正確な結果ではありませんが、2011年10月の時点で国の資料に使用されているので、このデータを使うしかないと考えると…転勤族は「3355×0.24」で80.5万人。


厚生労働省「平成22年就業形態の多様化に関する総合実態調査」によれば、このうち男性(正社員)は、75.3%。

厚生労働省「平成21年人口動態統計の年間推計」によれば、婚姻率は人口1000に対して5.7なので、転勤族の妻は「1000:5.7=(805000×0.75):x」で、3441人。


しかし、2005年に開設された、mixiの転妻コミュでは一番参加者数が多いコミュのメンバー数が8500人。

すでに夫が定年退職して「転勤族の妻」ではなくなった方もそのまま参加している事を考慮しても、統計上の転妻数とは相違がみられます。

mixiもブログもやっていない方もいる現状まで考慮すると、転妻は1万人ぐらいでしょうか。


2014年は、転妻を代表して、いくつかの転妻サークルが本格始動します。
転妻コンサルタントSuaiも頑張ります♪

【記事作成:Miwa、編集:Miwa、最終更新日:2014/1/7】